20歳未満の方保護者に抜歯の同意の確認ができない場合、抜歯をお断りさせて頂きます。

お渡しする同意書に保護者のサインを頂きます。

術後に以下の症状が出ます

  • 痛み、腫れ、開口しづらい、飲み込みづらいといった症状が出ますが約1週間で落ち着きます。
  • 滲むような出血は翌朝くらいまで続くことがあります。量が多い時はガーゼを約20分間ほど咬んでいるとほとんどの場合は落ち着きます。
  • 内出血により頬に紫色や黄色のあざが出ることがありますが1~2週間で消退します。
  • ドライソケット(2.3%)抜歯直後のうがいのし過ぎなどが原因でかさぶたがはがれ骨が露出した状態になると比較的強い痛みが生じることがあります。治癒には平均2~4週間かかります。
  • 歯根破折:親知らずの根っこは曲がっている場合があり途中で折れる場合があります。
  • 術後に親知らずの隣の歯がしみるようになる事があります。その際はしみる症状に対して神経の治療を行う場合があります。
  • 下歯槽・舌神経麻痺:親知らずと顎の骨の神経が近接している場合は抜歯後、下唇やその下のオトガイ部にしびれ(0.1~4.4%)が出る可能性があります。時間の経過とともに徐々に回復していきますが(1ヶ月以内:64.7%、6ヶ月以内94.1%が回復)、神経の損傷の状態によっては術前の状態まで回復しない場合や痛みを生じる可能性があります。また麻酔の注射の針先が舌の神経を刺激して、非常にまれに舌にしびれが出ることがあります(0.1~0.3%)。これらのような症状が出た場合は速やかにお知らせ下さいその際は専門機関へ紹介させていただきます。
  • 上顎洞穿孔:上顎の親知らずの根っこの先が上顎洞と近い場合があり抜歯によりお口の中と交通することがあります。小さい場合は自然に閉じますが、大きく開いた場合は後日閉じる手術が必要となる場合があります。